現在、芥正彦さんの娘はどうしているのでしょうか?
三島由紀夫さんとの討論会に赤ちゃんを抱いて登場した芥正彦さんですが、あの赤ちゃんが娘なのでは?とも言われています。
また、息子はいるのかどうか、嫁はどんな人なのかも気になりますね。そこで、娘の現在や息子、嫁について調べてみました!
芥正彦さんといえば、俳優・劇作家・演出家として活動し、演劇界の天才と呼ばれています。
今回は天才と呼ばれる理由についてや三島由紀夫さんとの関係についても注目してみたので、あわせてご紹介したいと思います!
もくじ
芥正彦の娘の現在は?
芥正彦さんには娘がいると言われています。
というのも1969年5月31日に行われた、あの三島由紀夫さんとの討論会で、芥正彦さんは赤ちゃんを抱きながら登場していたんです。
映像を見てみると、まだ生まれて数ヶ月だと思われる赤ちゃんの姿が映っています。
ただ、1歳にもなっていないようなので、映像だけでは息子なのか娘なのかはわかりません。そもそもこちらの赤ちゃんは芥正彦さんの子供なのでしょうか?
そこで、当時の様子について調べてみたところ、赤ちゃんは芥正彦さんの娘であるという情報が見つかりました!
なんでも嫁が仕事の日だったということで、芥正彦さんが連れてきたみたいですね。
また、三島由紀夫さんとの討論会は激しくなることが予想されたため、場の雰囲気を和らげるために赤ちゃんを抱いて行ったということです。
芥正彦は息子もいる?
https://www.instagram.com/p/CTcCoruBYhd/
芥正彦さんの息子についても調べてみましたが、情報は見つかりませんでした。
おそらく芥正彦さんには息子はおらず、討論会に連れて行った娘1人ということのようです。ちなみに、討論会が行われた1969年は芥正彦さんはまだ学生だったそうです。
会場となった東大の教室には、芥正彦さんを含め大勢の学生が来ており、中はたばこの煙が充満していたんだとか。
現在は喫煙に対して厳しくなっていますが、当時は規制が緩かったとはいえ、娘の健康が心配ですね。
ただ、娘は現在も元気ということなので一安心です。
2020年3月には映画『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』のポスターの前で芥正彦さんと並んで写真を撮っていましたよ。
芥正彦さんと嫁の離婚により、長年会っていなかったということですが、関係は良好のようですね。
芥正彦の嫁はどんな人?
芥正彦さんは東大在学中に同じく東大の学生であった藤森黎子さんと結婚しています。
おふたりは同い年でしたが、芥正彦さんは一浪して入学しているため、嫁の方が早く卒業しているということです。
嫁は卒業後、英会話の塾を経営する一方で通訳の仕事もしていたそうで、多忙であったことがうかがえます。
その後、おふたりは離婚することになり、嫁が娘を引き取ったそうです。そして、いつ頃かは不明ですが、芥正彦さんは中島葵さんと内縁関係になりました。
中島葵さんは女優として活動しており、芥正彦さんとは仕事仲間でもありました。
公私共に支えあっていたおふたりでしたが、中島葵さんは病気で旅立たれてしまいます。
芥正彦さんは『女優 中島葵』という本を出版しており、嫁に対する愛情が伝わってきますね。
芥正彦と三島由紀夫の関係は
はじめに、三島由紀夫さんは小説家でありながら劇作家や評論家、政治活動家でした。
1969年に行われた討論会では、保守的な三島由紀夫さんと革新的な東大全共闘の意見の違いが明らかでした。
そんな中、三島由紀夫さんは冷静に学生と向き合い、自身と違う思想の意見にも積極的に耳を傾けていました。
三島由紀夫さんのその姿勢に心を開く学生も現れましたが、ここで登場したのが芥正彦さんです。
芥正彦さんは最大の論客とも呼ばれ、三島由紀夫さんに強い言葉で反論しました。その瞬間空気が一変したものの、最後はお互いに尊敬の念を見せ合ったそうです。
芥正彦さんは後に当時のことについて
対決を装いながら一つの親和力をもって対話できた
と話していました。こちらの討論会は三島由紀夫さんにとっても芥正彦さんにとっても忘れられない時間になったのではないでしょうか。
芥正彦が天才と言われる理由は
芥正彦さんが天才と言われる理由についても調べてみました。東大在学中から劇作家、演出家としてアングラ演劇を上演していました。
また、東大全共闘では中心となって学生をまとめ、1960年代に全盛期を迎えていた学生運動には積極的に参加していました。
三島由紀夫さんとの討論会では、他の学生が緊張してうまく話すことができない中、芥正彦さんは赤ちゃん抱っこしながら堂々と思想を語っていました。
空間には時間もなければ関係もないわけですから、歪められるとかも…。
だから、本来の形が出てきたということで、それをさっき彼は、自然に戻ったと、おそらく幼稚な言葉で言ったんじゃないかと思う。
劇作家や演出家としてはもちろんですが、このような一面が天才と言われる理由の一つのようです。
芥正彦さんは現在でもツイッターに思想をつぶやいているので、読んでいたら少しは理解できるかもしれません。
現代社会に合わせてSNSを駆使している点も天才と言えそうですね。
芥正彦はあぶない刑事の役柄や評判は
劇作家、演出家として活動していた芥正彦さんですが、その一方で俳優としても作品に参加していました。
1989年に公開された村川透さんが監督を務めた映画『もっともあぶない刑事』では本多政義役を演じています。
本多政義は神奈川県警察の本部警備局長でありながら、15年前のある事件をきっかけに銀星会という暴力団と関わりを持っていました。
次々と不正をし銀星会に手を貸していましたが、そのことに気付いた警察に追い詰められてしまうという役柄です。
評判はというと、
オープニングシーンがかっこいい!悪役(芥正彦さん)もパンチきいててよかった!
などというコメントが寄せられていました。
あぶない刑事はドラマとしてスタートし、芥正彦さんが出演した映画は第3シリーズという人気作品なので、このようなコメントは嬉しいですね!
芥正彦の年齢や出身地は
芥正彦さんは1946年1月7日生まれ、現在の年齢は75歳です。どのような幼少期を過ごしてきたのか調べてみましたが、情報は見つかりませんでした。
出身地は東京都ですが、出身高校は埼玉県立浦和高等学校だということです。
途中で埼玉県に引っ越したのかは不明ですが、芥正彦さんは一浪した末に東京大学に入学しています。
ちなみに、東大在学中に三島由紀夫さんとの討論会を行いましたが、その他にも学生運動などに参加していました。
そのようなこともあり、東京大学は除籍となってしまったようです。
また、東大在学中に学生結婚を果たした嫁との間に長女を設けましたが、その後離婚してしまっています。
現在はどこに住んでいてどのような暮らしをしているのかも気になるところですね。
芥正彦の現在の仕事はなに?
芥正彦さんは現在も劇作家、演出家として活動されているようです。
公式ホームページを見てみると、2021年8月には『呼び醒まし』という作品が中野テルプシコールで上演されていました。
芥正彦さんはこの作品に俳優として参加しています。また、YouTubeでも作品を配信しているので見ることができますよ。
現在も精力的に仕事をしているんですね。
ちなみに、現在の住まいはというと、なんと学生時代から変わっていないということです!
場所については不明ですが、アパートで壁一面に本があるんだとか。
芥正彦さんは数々の作品を生み出し、大きな一軒家に住むこともできると思うのですが、引越しをしないということはとても居心地がよく快適な空間なんですね。
以前行われたインタビューでは自宅で取材を受けていたので、部屋の様子を見ることができました。
芥正彦の娘の現在は?息子や嫁についても!まとめ
今回は劇作家、演出家で俳優の芥正彦さんについて調べてみました。芥正彦さんの嫁は東大生だった藤森黎子さんという方だったことがわかりました。
1969年に行われた三島由紀夫さんとの討論会で抱っこしていた赤ちゃんは、息子ではなく実の娘であったということです。
また、芥正彦さんは現在も精力的に活動を続けています。
ツイッターでは思想を見ることができるので、今後も天才と言われる芥正彦さんがどんなことを発信してくれるのか楽しみですね!
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