夏井いつきの俳句の代表作や作品は?教室や本も出してる?

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「プレバト!!」の俳句の才能査定ランキングでお馴染みの夏井いつきさん。ご本人はどんな代表作や作品があるのか、教室はやっているのかなど気になりますよね。

 

普段は俳句審査員の夏井いつきさんですが、プロの作品の代表作はどのようなものなのでしょうか?また教室も合わせて調べていきます!

 

俳句の才能査定ランキングではかなり辛口な評価や添削のイメージが強いですが、実際はどのような人物像なのでしょうか。まずはその作品から見ていきましょう。

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もくじ

夏井いつきの俳句の代表作や作品は?

夏井いつきさんの代表作と言われている作品は合計6点あります。

 

・仏法僧廊下の濡れている理由

・遺失物係の窓のヒヤシンス

・惜春のサンドバッグに預ける背

・さっきまで音であたり霞かな

・仏壇のまへで昼寝をしてゐたる

・先生と大きな月を待つてゐる

 

すこし現実離れしたような情景を感じさせる作品から、身近に感じる作品までさまざまですね。さすが代表作であると感じさせるような、どれも情緒豊かな夏井いつきさんの個性が出ている作品ですね。

 

 

1つめの句について、仏法僧は鳥で夏の季語です。自然に囲まれた中にあるお寺かどこかの廊下が濡れているのでしょうか。読者に幻想的な景色を想像させる俳句ですね。

 

また、2つ目の句は対照的にとても現実味があります。何かを無くして遺失物係の窓口まで問い合わせに行くと、その窓口に飾られたヒヤシンスを目にした・・・ということでしょうか。

 

どの作品もイメージを掻き立てられるものばかりで、代表作以外の作品も見てみたくなりますね。

夏井いつきの俳句の教室や場所はどこ

夏井いつきさんの俳句教室はあるのですが、場所を決めて決まった日時にする・・・というわけではありませんでした。夏井いつきさんが行っているのは「句会ライブ」という名前の教室で、全国の小・中学生、高校生を対象としています。

 

 

こちらは事前に各団体で予約し、実際に現地の学校に夏井いつきさんが教えにきてくださるというシステムのようです。

 

 

これまでは夏井いつきさんの住んでいる愛媛県で行われており、愛媛県宇和島市天神小学校、愛媛県松山市済美平成中等教育学校などで開催された実績があります。

 

個人がすぐにレッスンを受けられるシステムではないのが残念ですが、俳句の教育に力を入れられているんですね。後続を育てることを大切にする夏井いつきさんの気持ちが伺えます。

 

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夏井いつきは俳句の本を出してる?

夏井いつきさんは数々の俳句の本を出版されています。

 

自身の句集として「伊月集」「伊月集 梟」「伊月集 龍」などを出している他、「絶滅寸前季語辞典」「夏井いつきの超カンタン!俳句塾」など俳句を勉強する人のための本も多数出されています。

 

 

その中でも有名なものは朝日出版社から2014年に発行されている「超辛口先生の赤ペン俳句教室」です。こちらは2015年11月末までの1年の間に累計発行部数5万部突破しています。

 

 

俳句関連の書籍としては異例のベストセラーを叩き出したのは、「プレバト!!」の俳句の才能査定ランキングから派生した書籍であるという理由も勿論あるでしょう。

 

しかし、やはり夏井いつきさんの才能や人柄あってこそここまで売れたのではないでしょうか。

夏井いつきの本名や出身地は

夏井いつきさんの本名は加根伊月(かね いつき)さん。ご結婚で苗字が変わっており、旧姓は家藤(いえふじ)です。

 

では夏井という苗字はどこから付けられたのかというと、夏井いつきさんは2度ご結婚されており、1度目の結婚のときの苗字が夏井だったそうです。

 

また、夏井いつきさんの出身地は愛媛県南宇和郡内海村出身です。なお、現在内海村は2004年の合併を経て愛南町に変わっています。

 

 

出身も愛媛県ですが、現在も愛媛県松山市に住んでいらっしゃります。東京でテレビ収録をされることも多いはずですが、東京に移り住むことはなく、飛行機で往復されているそうです。

 

またその訳は松山市で開催されている「俳句甲子園」に参画していたり、愛媛新聞で俳句のコーナーを担当していたりと、地元に根付いた活動をされているからのようですね。ここでも後進を育てる夏井いつきさんの気概を感じられます。

 

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夏井いつきの妹はどんな人?

夏井いつきさんには妹さんがいらっしゃります。お名前はローゼン千津さん。

 

ナサニエル・ローゼンさんという方の奥様です。ナサニエル・ローゼンさんも実は有名なチェロ奏者で、チャイコフスキー国際コンクールでロシア人以外で初めて優勝した経歴をお持ちです。

 

 

そんな才能溢れる人達に囲まれたローゼン千津さんも俳句の才能をお持ちです。元々は演劇の道に進み、女優業を頑張っていたのですが夢半ばで諦めることに。しかし、その時姉の夏井いつきさんが俳句を勧められたそうです。

 

それから俳句の世界に入り、今ではあらゆるコンクールで特選を受賞されている実力の持ち主となっています。姉妹で俳句、夫は71歳にして現役のチェロ奏者と素晴らしい芸術一家ですね!

夏井いつきの夫はどんな人?

夏井いつきさんの夫は加根光夫(俳号:加根兼光)さん。1949年生まれで夏井いつきさんの8歳年上の旦那さんです。出身大学は関西大学で、博報堂関西支社にて定年までCMプロデューサーをされていました。

 

定年後はフリーランスの映像プロデューサーとなり、かつ夏井いつきさんのマネージャーに。現在は夏井いつきさんが所属する夏井&カンパニー代表取締役として活動されています。

 

 

馴れ初めは、博報堂関西支社に勤めていた加根光夫さんがネットテレビへのオファーのため夏井いつきさんのところまで何度も行っていたことがきっかけとなります。

 

夏井いつきさんと話しているうちに「人間として面白い」と感じた加根光夫さんは、いつしか夏井いつきさんの大ファンに。

 

いつしか夏井いつきさんの俳句講義にも必ず参加するようになり、そんなアプローチの甲斐あって出会って3年後の2006年にご結婚されました。

 

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夏井いつきの若い頃はかわいい

夏井いつきさんは今では辛口俳句評論家というイメージですが、若い頃はかなり素朴で可愛らしい雰囲気をお持ちです。幼い頃は父親と一緒に鯛を釣ったり段々畑から飛び降りたりとかなりお転婆だったようです。

 

自然溢れる田舎で生まれ育ち、情緒豊かに育った夏井いつきさん。しかし初めから俳句一筋ではありませんでした。学生時代はバレーボール部で、本格的に俳句をやり始めたのは社会人になってからだそうです。

 

ちなみに社会人になった最初は教師として働いていました。しかし夏井いつきさんが30歳のときに舅が亡くなり、姑と実母2人の介護をしなければならないようになります。

 

そこでやむなく教師を退職し、俳句1本で生きていくようになりました。

夏井いつきの経歴・プロフィール

夏井いつきさんは1957年5月13日生まれの現在62歳です。メディアで使われている夏井という苗字は前の旦那さんのお名前で、夏井いつきさんの旧姓は家藤、現在の苗字は加根です。

 

元々は教師をしていた夏井いつきさんですが、義母と実母の介護をしなければならなくなり、教師を退職。そこから俳句の世界へ入ります。

 

 

1997年には俳句集団「いつき組」を結成。句会ライブを開催するようになります。そして2013年からは「プレバト!!」にて俳句の辛口審査員として出演しています。

 

そして「超辛口先生の赤ペン俳句教室」を出版。1年間で発行部数が5万部突破と凄い業績を残されています。元々教師をされていたこともあり、教育普及活動に熱心なようですね。

 

 

旦那さんの加根光夫さんは元CMプロデューサーで俳人、現在は夏井いつきさんが所属する夏井&カンパニーの代表取締役をされています。

 

夏井いつきさんの妹のローゼン千津さんも俳人、その旦那さんのナサニエル・ローゼンさんはチェロ奏者と素晴らしいアーティスト一家ですね。

まとめ

今回は夏井いつきさんの俳句の代表作から、開催されている俳句教室はあるのかということや御家族のことまで調べさせていただきました。代表作はやはり趣深く心に残る俳句でしたね。

 

開催されている教室は小・中学生、高校生を対象としたものでした。しかし、教育普及活動に熱心な方なので今後全年齢対象で教師を開かれることもあるかもしれませんね。

 

一家揃って芸術に造詣が深い夏井いつきさん。今後も「プレバト!!」や書籍、教室での活動が楽しみにされます。

 

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